平成30年度愛媛県地盤工学研究会  第二回学術講演会のご案内

愛媛県地盤工学研究会
会長 岡村未対
平成30年度愛媛県地盤工学研究会
第二回学術講演会のご案内
今年も北海道胆振東部地震やインドネシアのスラウェシ島の地震など,地盤の液状化による甚大な被害が繰り返し発生しており,被害メカニズムの解明と対策は重要な技術的・社会的課題です。従来よりも安価で環境に優しい液状化対策技術として近年注目を集めているものに「バイオグラウト」による地盤改良技術があります。バイオグラウト技術とは、地盤中の微生物を活用し、炭酸カルシウムなどの鉱物を地盤間隙中に析出させることで地盤を固化させる技術のことです。実用化に向けて世界各国で研究が進められているホットな研究分野です。今回はバイオグラウト研究の第一人者であるVarenyam Achal教授、川崎了教授を招へいし、研究の最前線について話題提供していただきます。
また,耐震対策が遅れているパイプラインについて,その液状化による被害メカニズムに関する研究を環境建設工学科の小野助教が紹介します。
バイオグラウトに関する基礎から今後の展望、パイプラインの液状化被害現象など様々なお話が聞けるまたとない機会です。ふるってご参加くださいますようご案内いたします。
主催:愛媛県地盤工学研究会
日時:平成30年11月29日(木)16:00~18:00
会場:愛媛大学 校友会館 2階サロン
講演:①Varenyam Achal(Guangdong Technion Israel Institute of Technology)
「Biogrout: a microbial-based grouting material for ground improvement」
②川崎了(北海道大学)「自然に学ぶ現地の微生物を利用した地盤固化技術」
③小野耕平(愛媛大学)「液状化時の埋設パイプラインの変位特性に関する研究」
参加料:無料
CPDポイント:2.0
参加申込み/問合わせ先
「JGS四国(愛媛)第二回学術講演会参加申し込み」と明記の上、所属、氏名、連絡先(TEL,e-mail)を添えて、下記までメールでお申し込み下さい。
※締め切り 11月22日(木)
愛媛大学工学部環境建設工学科 陣内尚子 jin@cee.ehime-u.ac.jp
TEL:089-927-9820
以上
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